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健康ライブラリーイラスト版

子宮がん・卵巣がん

より良い選択をするための完全ガイド

監:宇津木 久仁子

紙版

内容紹介

妊婦健診で異常が見つかった場合、赤ちゃんは産めるのか。手術でどこまで切るか、子宮・卵巣は残せるのか。抗がん剤も使わなくてはいけないのか。再発・転移の傾向は……。子宮頸がん・子宮体がん・卵巣がんの診断確定から最新治療・治療後の生活までわかりやすく図解。がん化するおそれのある子宮頸部異形成や子宮内膜増殖症なども解説します。


ひと目でわかるイラスト図解
《講談社 健康ライブラリーイラスト版》

【診断の確定から最新治療・治療後の生活まで】

子宮・卵巣のがんは近年いずれも増加傾向にあります。また子宮頸部異形成や子宮内膜増殖症など、がん化するおそれのある異常がみつかったり、良性・悪性の区別がはっきりしない卵巣腫瘍への不安な思いをいだいている人も多くいます。出産年齢の高齢化もあり、妊娠時やこれから子どもをもちたいと考えているときに異常がみつかるケースもあります。
高度異形成・子宮頸がん・子宮体がん・卵巣がんはそれぞれ、原因もがんの性質も異なります。そのため、病気についての正しい理解が、治療への第一歩になります。本書では「確実にがんを治す」ということだけでなく、治療後の生活にも目を向けながらベストな対応ができるよう正しい知識をわかりやすく図解します。

【本書の内容構成】
第1章 よくある思い込みが悩みを深める
第2章 子宮・卵巣になにが起きている?
第3章 赤ちゃんは産める? 女性らしさは保てる?
第4章 子宮がん、卵巣がんの最新治療法
第5章 治療後に多いトラブルの乗り切り方

目次

【まえがき】
【がんの基本】初めに知っておきたい!子宮がん・卵巣がんのこと
1 よくある思い込みが悩みを深める
2 子宮・卵巣になにが起きている?
3 赤ちゃんは産める? 女性らしさは保てる?
4 子宮がん、卵巣がんの最新治療法
5 治療後に多いトラブルの乗り切り方

著者略歴

監:宇津木 久仁子
■監修者プロフィール■
宇津木久仁子(うつぎ・くにこ)
1959年、山形県生まれ。がん研有明病院婦人科副部長、リンパ浮腫治療室長。
1983年、山形大学医学部卒業、同大学医学部附属病院に勤務。1989年、米国ベイラー医科大学留学。1991年、山形大学医学部附属病院を経て、1994年から癌研究会附属病院に勤務。
手術、外来、抗がん剤治療などを担当。抗がん剤投与中の患者を対象に「帽子クラブ」を主宰するなど、患者の心情をくみ取る診療で知られる。日本がん治療認定医機構認定医、日本産科婦人科学会専門医、日本婦人科腫瘍学会専門医、日本臨床細胞学会専門医、国際細胞診専門医。一般向けの著書に『知って安心 婦人科のがんと治療』『子宮がん・卵巣がんの治療法と術後の暮らし方』(ともにイカロス出版)などがある。

ISBN:9784062598101
出版社:講談社
判型:B6変
ページ数:100ページ
定価:1300円(本体)
発行年月日:2017年02月
発売日:2017年02月14日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:VFD
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:MKC