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健康ライブラリー

緊張して失敗する子どものためのリラックス・レッスン

親子でチャレンジ10すてっぷ

監:有光 興記

紙版

内容紹介

テストや受験、試合や発表会、人前で話すとき……どんな場面で緊張感が高まるのか、その結果、どんなふるまいに結びつきやすいかは、子どもによっていろいろ。また、緊張の高まりは、ときに攻撃的なふるまいに結びついてしまうことも。内気にみえるふるまいや、興奮のしやすさなどは、発達障害の特性からきていることもあります。本書では緊張や不安を高めてしまう背景から、緊張を味方につける10の方法を紹介します。


みんなの前で話すとき、テストや受験のとき、試合や発表会のとき、練習ではできるのに、本番でうまくいかないのはなぜ?

緊張や不安を解く方法は練習で身につけられます。本書では、そのための方法を10のステップとして取り上げています。これらの方法を使いこなすことで、ここぞという場面で緊張や不安を上手にコントロールし、実力が発揮できるようになります。

親子でチャレンジ10ステップ
1 目標を立てよう!
2 練習してみよう!
3 録画してみよう!
4 心配オバケを追い払おう!
5 体の力を抜こう!
6 心のスイッチをつくろう!
7 結果にこだわらない
8 ポジティブに考えよう!
9 サヨナラを覚えよう!
10 楽しもう!

本書を読んで、ぜひ、お子さんと一緒に練習をしてみてください!

目次

はじめに パパ&ママへのメッセージ
緊張の現れ方はいろいろ/大人のサポートが必要 など
第1章 緊張・不安は味方にできる!
緊張ぎみのときほど力を出せる/不安が加わるとあがってしまう/「○○だけど、できた」経験が大切 など
第2章 「うまくいかない」のはなぜ?
体験不足/人目を気にする/誤解・決めつけ/完璧主義/背後に発達障害があることも など
第3章 親ができる、子どもができる10の方法
目標・練習法/動画の活用/心配の追い払い方/体のリラックス法/切り替えスイッチ/思い込みの修正 など

著者略歴

監:有光 興記
1971年兵庫県生まれ。駒澤大学文学部心理学科教授。カウンセリングオフィスせたがや所長。博士(心理学)、臨床心理士。日常のさまざまな場面での「あがり」を科学的に研究する専門家。大学での講義のほか、認知行動療法をベースに、不安の強い子や軽度発達障害児など生活面で問題をかかえる子へのソーシャルスキルトレーニングを実践。著書に『“あがり”とその対処法』(川島書店)、『「あがり」は味方にできる』(メディアファクトリー新書)、編著に『自己意識的感情の心理学』(北大路書房)などがある。

ISBN:9784062596817
出版社:講談社
判型:A5変
ページ数:98ページ
定価:1300円(本体)
発行年月日:2013年06月
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JN