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講談社選書メチエ 1

近代性の構造

「企て」から「試み」へ

著:今村 仁司

紙版

内容紹介

鐘楼が時計にかわったとき、近代は始まった。そして、いま――。人種・環境・差別・体制……。山積みの問題に、世界はあえいでいる。のりこえる道はあるのか。切断線としての1968年の意味を問い直し、時間と機械の精神が支配する「近代性」の根源を洗い出し、脱-近代を「試み」る意欲作。(講談社選書メチエ)


鐘楼が時計にかわったとき、近代は始まった。そして、いま――。人種・環境・差別・体制……。山積みの問題に、世界はあえいでいる。のりこえる道はあるのか。切断線としての1968年の意味を問い直し、時間と機械の精神が支配する「近代性」の根源を洗い出し、脱-近代を「試み」る意欲作。

目次

1 懐疑される近代――切断線としての68年
2 近代性の根源――時間論
3 制作される近代的世界像――機械論
4 メカニズムとしての近代市民社会――自己規律論
5 「排除」と「差別」の近代を超えて――異者共同体論

ISBN:9784062580014
出版社:講談社
判型:4-6
ページ数:278ページ
定価:1800円(本体)
発行年月日:1994年