ブルーバックス
40歳からの「認知症予防」入門
リスクを最小限に抑える考え方と実践法
著:伊古田 俊夫
紙版
内容紹介
画像診断で萎縮が確認できる段階では、病状はすでに、深刻なレベルに到達している。脳内の病変や異常タンパク質の蓄積は、40歳から始まる。働き盛り世代からの予防策だけが、認知症の発症リスクを低下させる。食事や運動、人との交流や読書習慣など、何をどれくらい、どのように取り組めばいいのか。豊富な診察経験をもつ著者が、科学的エビデンスに基づく予防法を、やさしく詳しく解説する。
脳が縮み始める、その前に――。
画像診断で萎縮が確認できる段階では、病状はすでに、深刻なレベルに到達している。
脳内の病変や異常タンパク質の蓄積は、40歳から始まる。
働き盛り世代からの予防策だけが、認知症の発症リスクを低下させる。
食事や運動、人との交流や読書習慣など、何をどれくらい、どのように取り組めばいいのか。
高齢期の愛と性が、認知症に与える影響とは?
初代認知症サポート医の一人で、豊富な診察経験をもつ著者が、科学的エビデンスに基づく予防法を、やさしく詳しく解説する。
目次
はじめに 「認知症の人が増えない社会」を目指して
第1章 四〇歳からはじめる認知症予防
第2章 これで認知症を予防できる・1―生活習慣病、食事と嗜好品をどう考えるか
第3章 これで認知症を予防できる・2―運動、脳トレ、アクティビティの活用法
第4章 「高齢期の愛と性」をどう考えるか―豊かな心、前向きな気持ちを保ちつづけるために
第5章 「早期発見・早期対応」の徹底で重症化を防ぐ
第6章 認知症再入門――全国民必須の基礎知識を確認しよう
エピローグ 生活習慣を今日から変えよう