ブルーバックス
理系のための研究ルールガイド
上手に付き合い、戦略的に使いこなす
著:坪田 一男
内容紹介
実験、論文、学会発表、研究費、特許など、サイエンスの世界で生きる研究者には、知っておくべき数多くのルールがある。研究者として成功するには、ルールを熟知したうえで、ルールを思い切り使いこなす必要がある。本書では、サイエンスの世界の基本的なルールをわかりやすく解説したうえで、「ルールを戦略的に使いこなす」ためのノウハウを多く盛り込んで解説する。(ブルーバックス・2015年6月刊)
実験、論文、学会発表、研究費、特許など、サイエンスの世界で生きる研究者には、知っておくべき数多くのルールがある。こうしたルールは大切だが、ただ守ればいい、という単純なことでもない。研究者として成功するには、ルールを熟知したうえで、ルールを思い切り使いこなす必要がある。
本書は、サイエンスの世界の基本的なルールをわかりやすく解説したうえで、「ルールを戦略的に使いこなす」ためのノウハウを多く盛り込んだ。研究者は大きなビジョンと夢を持ってサイエンスに取り組むことが大切だが、しっかりとルールにしたがって細部を詰められてこそ、大きな仕事になる。あまりにもルールを知らなさすぎたりするのも問題だが、逆にルール違反を恐れて畏縮するのも避けなければならない。
本書は研究者になって間もないか、これから研究者を目指すような、研究者のタマゴといえる方々向けに書いた本だが、ルールを戦略的に使いこなしたいと考えている中堅研究者にも役に立つだろう。
目次
第1章 まずは「マイルール」を決めよう
第2章 研究者の基本ルール6
第3章 研究生活の6つのルール
第4章 実験で守るべき6つのルール
第5章 論文作成の9つのルール
第6章 特許に関する5つのルール
第7章 研究費にまつわる7つのルール
第8章 学会と研究発表の7つのルール
第9章 マスコミとネットに関する7つのルール
第10章 危機管理の5つのルール
第11章 ルールを乗り越えて