愛と憎しみ 奇跡の老老介護
著:阿井 渉介
紙版
内容紹介
気ままな独身生活を送っていた70歳の小説家が2ヵ月ぶりに我が家に戻ると、100歳の母は寝たきり状態。いきなり老老介護の真っ只中に。兄弟に頼らず一人で介護をすると決意をするものの、医療と介護の現場の理不尽と無情さに怒りと戸惑いは増すばかり。そんな中自身に癌が発症。それでもめげずに独自に工夫をこらした食事等で老母は医者も驚く奇跡の回復ぶりを示すが、ある日衝撃の一言を囁く。老いてなお深まる母子の情愛。
目次
プロローグ
第1章 うろうろ介護開始!
第2章 母との晩酌
第3章 二重苦三重苦
第4章 愛と憎しみの現場
第5章 絶望とかすかな希望
エピローグ