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愛と憎しみ 奇跡の老老介護

著:阿井 渉介

紙版

内容紹介

気ままな独身生活を送っていた70歳の小説家が2ヵ月ぶりに我が家に戻ると、100歳の母は寝たきり状態。いきなり老老介護の真っ只中に。兄弟に頼らず一人で介護をすると決意をするものの、医療と介護の現場の理不尽と無情さに怒りと戸惑いは増すばかり。そんな中自身に癌が発症。それでもめげずに独自に工夫をこらした食事等で老母は医者も驚く奇跡の回復ぶりを示すが、ある日衝撃の一言を囁く。老いてなお深まる母子の情愛。

目次

プロローグ
第1章 うろうろ介護開始!
第2章 母との晩酌
第3章 二重苦三重苦
第4章 愛と憎しみの現場
第5章 絶望とかすかな希望
エピローグ

著者略歴

著:阿井 渉介
1941年中国北京生まれ。早稲田大学文学部卒業。     『ウルトラマンタロウ』他のウルトラシリーズや『特捜最前線』『七人の刑事』など多数のテレビドラマの脚本を執筆。1980年小説現代新人賞受賞。以降数多くの長編推理小説や海洋冒険小説を刊行。    主な作品に『列車消失』『荒南風』『魂丸』『大江戸ひっくり返史』『捏像 はいてなかった赤い靴 定説はこうして作られた』『うなぎ丸の航海』『伏龍 海底の少年特攻兵』がある。

ISBN:9784062208307
出版社:講談社
判型:4-6
ページ数:258ページ
定価:1500円(本体)
発行年月日:2017年11月
発売日:2017年11月20日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:DNP
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ