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しあわせな死の桜

著:竹本 健治

紙版

内容紹介

『このミステリーがすごい! 2017年版』国内編第1位『涙香迷宮』の竹本健治が贈る、軽やかにして深遠なミステリの精華12篇。非日常への裂け目はすぐそばにある。優美な文章で綴られる、奇想と幻想が入り交じり、妖しい夢のような綺譚がずらり。待望の「トリック芸者」シリーズ最新短編「いなか・の・じけん篇」を書き下ろし収録! まさに最高水準の短編集。ミステリ評論家・千街晶之氏による懇切な解説も必読。

目次

夢の街
彼ら
依存のお茶会
妖かしと碁を打つ話
羊の王
瑠璃と紅玉の女王
明かりの消えた部屋で
ブラッディ・マリーの謎
妙子、消沈す。
トリック芸者 いなか・の・じけん篇
漂流カーペット
しあわせな死の桜
あとがき
解説 千街晶之

著者略歴

著:竹本 健治
1954年兵庫県生まれ。大学在学中にデビュー作『匣の中の失楽』を伝説の探偵小説専門誌「幻影城」に連載し、1978年に幻影城より刊行。日本のミステリ界に衝撃を与えた。ミステリ、SF、ホラーと幅広く活躍し、ファンからの熱狂的支持を受けている。最新長編『涙香迷宮』は、『このミステリーがすごい! 2017年版』国内編第1位となり、他のミステリランキングでもすべて上位にランクイン。日本語による暗号ミステリの最高傑作として高い評価を受けた。

ISBN:9784062203883
出版社:講談社
判型:4-6
ページ数:368ページ
定価:2200円(本体)
発行年月日:2017年03月
発売日:2017年03月16日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ