出版社を探す

TOKYO芸能帖

1981年のビートたけし

著:高田 文夫

紙版

内容紹介

今という時代とテレビ60年の歴史をクロスさせつつ、大衆芸能稼業45年を誇る高田文夫が、自身で「見た」「聞いた」「読んだ」大衆芸能界のあれやこれやの面白話を披露するエッセイ。なかでも、歌謡曲黄金時代から”笑い”がテレビ、ラジオの主流になっていく転換期となった1981年を描いた一編は珠玉。深夜ラジオ番組「ビートたけしのオールナイトニッポン」が”革命”と称されるゆえんを、芸能史の流れをもとに読み解く。


今という時代とテレビ60年の歴史をクロスさせながら、大衆芸能稼業45年を誇る高田文夫が、自身で「見た」「聞いた」「読んだ」大衆芸能界のあれやこれやのおもしろ話を披露するエッセイ。なかでも、歌謡曲黄金時代から”笑い”がテレビ、ラジオの主流になっていく転換期となった1981年(昭和56年)を描いた一編は珠玉。ビートたけしとともに作り上げた伝説の深夜ラジオ番組「ビートたけしのオールナイトニッポン」(ニッポン放送)が”革命”と称されるゆえんを、芸能史の流れをもとに読み解く。

目次

開口一番
第1章 パールカラーにゆれる「たいやきくん」
第2章 31番に微笑がえし
第3章 田園調布にナイアガラ
第4章 風天 風眠 五七五
第5章 そんな”ふみお”のひとりごと
第6章 ”火花”散る 笑いのバトル三国志
第7章 我が”芸人この世界”
第8章 団塊たちの銀幕同窓会
第9章 有楽町線で逢いましょう
第10章 三代目 永 ソウルブラザーズ
第11章 1979年のはやり歌たち
第12章 らくご&ドラゴン の・ようなもの
第13章 歌は世につれ 隣の婆さん孫をつれ
第14章 村田だ オレのボルトを出せ
第15章 六八九からフィンガー5
第16章 幻のBOSS これが私のCMネットワーク
第17章 コラム・絡む・クロニクル
第18章 1981年のビートたけし

著者略歴

著:高田 文夫
1948年、東京都渋谷区生まれ。日本大学藝術学部放送学科卒業。放送作家の塚田茂に弟子入り。1973年、『ひらけ! ポンキッキ』で放送作家デビュー。『スターどっきり(秘)報告』『オレたちひょうきん族』『北野ファンクラブ』『笑アップ歌謡大作戦』など数多くの番組に携わり、構成だけでなく出演もした『ビートたけしのオールナイトニッポン』は社会現象にもなった。1983年、落語立川流Bコースに入門し、1988年に立川藤志楼として真打昇進。その翌年から始まった『高田文夫のラジオビバリー昼ズ』は、現在も続く人気番組となっている。主な著書に『笑芸人しょの世界』『誰も書けなかった「笑芸論」』『私だけが知っている 金言・笑言・名言録』など。また「小説現代」「週刊ポスト」などで連載コラムを執筆中。

ISBN:9784062203807
出版社:講談社
判型:B6変
ページ数:240ページ
定価:1300円(本体)
発行年月日:2017年03月
発売日:2017年03月16日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:ATX