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健康ライブラリー

産まなくても、育てられます 不妊治療を超えて、特別養子縁組へ

著:後藤 絵里

紙版

内容紹介

血のつながらない子どもを特別養子縁組で迎え、わが子として育てている夫婦のほとんどが不妊治療の経験者です。つまり、「子どもがほしい」と考えたとき、不妊治療以外にも方法はあるのです。ただ、「養子を迎えたいと思うけれど、不安なことがある……」という人も多いでしょう。本書では、子どもを迎えた夫婦の体験談から特別養子縁組に必要な知識と手続きまで、「親」になるために知っておきたいことのすべてをまとめました。


「子どもがほしい」をかなえるもうひとつの方法、それが「特別養子縁組」です――。

じつは、血のつながらない子どもを特別養子縁組で迎え、わが子として育てている夫婦のほとんどが不妊治療の経験者です。
つまり、「子どもがほしい」と考えたとき、不妊治療以外にも選択肢はあるということを知っていれば、
もし、治療がうまくいかなかったとしても、子どもをあきらめなくてすむのです。
ただ、「養子を迎えたいと思うけれど、不安なことがある……」という人も多いでしょう。
本書では、子どもを迎えた夫婦の体験談から特別養子縁組に必要な知識と手続きまで、「親」になるために知っておきたいことのすべてをまとめました。


【迷いや悩みを乗り越えて、特別養子縁組という決断にたどりついた、この本に登場する女性たち】
・不妊治療の末、産むことへのこだわりを捨てたマユミさん
・不妊治療から特別養子縁組へなかなか踏み出せなかったユキさん
・「育て親の年齢制限」という壁にぶつかったミサコさん
・2度の流産の後、特別養子縁組を決断したアヤさん
・共働き、年齢の壁……一度は養子もあきらめかけたチエコさん  ほか

目次

 序章 つながる不妊治療と特別養子縁組
第1部 養子を迎えるということ ~「気持ちの壁」の乗り越え方
 第1章 私たちが特別養子縁組を決断するまで
 第2章 「親子」への道のり
第2部 特別養子縁組の基礎知識 ~「法的な壁」の乗り越え方
 第3章 特別養子縁組のしくみ
 第4章 特別養子縁組の申し立てから成立まで

著者略歴

著:後藤 絵里
朝日新聞「GLOBE」副編集長。1992年朝日新聞社入社。西部本社社会部、東京本社経済部、「AERA」編集部、土曜版「be」編集部などを経て、2010年「GLOBE」記者、2015年より現職。「GLOBE」で2011年秋に「養子という選択」を特集して以来、特別養子縁組の取材を続けている。2013年9月から半年間、日本財団の「社会的養護と特別養子縁組研究会」委員。

ISBN:9784062203296
出版社:講談社
判型:4-6
ページ数:240ページ
定価:1400円(本体)
発行年月日:2016年11月
発売日:2016年11月25日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:LNB