始皇帝の永遠
天下一統
著:小前 亮
紙版
内容紹介
紀元前二五九年、七つの国がひしめく中国・戦国時代。質子(ちし)として趙(ちょう)の都・邯鄲(かんたん)で生まれた趙正(ちょうせい・始皇帝)は、大商人の呂不韋(りょふい)に見いだされた父・子楚(しそ)が秦の王となったことで運命が変わる。子楚の急死により十三歳で王に即位した趙正。宰相・呂不韋の補佐を受けながら国を治めていたが、新たな側近・李斯(りし)が唱える「天下一統」の構想に衝撃を受ける――
目次
序章
一章 少年の章
二章 若年の章
三章 成年の章
四章 壮年の章
五章 一統の章
六章 老年の章