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KOYASAN Insight Guide 高野山を知る一〇八のキーワード

著:高野山インサイトガイド制作委員会

紙版

内容紹介

2015年、空海による高野山開創から1200年を迎えます。空海がたどり着いた理想郷は、今なお人々を魅了してやみません。悠久の時を超え、聖地・高野山の旅に出る。美しくも厳しい自然が育んできた山の日常で、真言密教の深遠なる教えに触れ、空海の足跡をたどります。


 平安の世に現れた天才・空海が伝えた密教は日本で真言密教となる。
その修行の場を求めた空海は、神に導かれるかのように高野山へたどり着く。
以来この地は、1200年にわたって真言密教の聖地であり続けている。
本書は、真言密教から弘法大師・空海の人となりや偉業、また高野山の役割や高野山での日常までを108のキーワードでつなぎ、高野山の真の魅力に迫る新しいガイドブックです。キーワードごとにコンテンツが完結しているので、順番に読み進めても、気になるキーワードだけを開いても楽しむことができます。
 1200年の時を超えて高野山を旅するためのガイドブック、それが『高野山インサイトガイド』です。

目次

第一章 真言密教 
●真言 ●五智如来 ●五大明王 ●四天王 ●真言八祖 ●梵字 ●三昧耶形 ●曼荼羅 ●金胎不二 ●四菩薩 ●四種曼荼羅 ●護摩 ●法具 ●金剛杵 ●声明 ●六大 ●三密 ●即身成仏 ●灌頂 ●両部の大経 ●理趣経 ●阿字観 ●瑜伽
 
第二章 高野山 
●須弥山 ●密厳浄土と極楽浄土 ●内八葉外八葉 ●弘法大師の道 ●明神さま ●丹生都比売神社/丹生官省符神社 ●壇上伽藍 ●根本大塔 ●金堂 ●西塔 ●中門 ●奥之院 ●御廟 ●燈籠堂 ●参道 ●金剛峯寺 ●真然大徳 ●青巌寺と興山寺 ●木食応其 ●高野三方 ●堂仕の一日 ●年中行事 ●修正会 ●常楽会 ●旧正御影供 ●山王院竪精 ●不断経 ●勧学会 ●高野山町石道 ●高野七口 ●慈尊院 ●不動坂/極楽橋 ●大門 ●女人道/女人堂 ●宿坊 ●庭園 ●徳川家霊台 ●苅萱堂/苅萱道心 ●高野七弁天 ●高野山の近代建築
第三章 空海の足跡 
●空海の伝説 ●真魚 ●捨身誓願 ●明星来影 ●阿刀大足 ●勤操 ●入唐求法 ●青龍寺 ●著書 ●『聾瞽指帰』 ●『三教指帰』 ●『秘密曼荼羅十住心論』 ●十巻章 ●三筆 ●『風信帖』 ●空海フォント ●最澄 ●嵯峨天皇 ●四国八十八ヶ所 ●満濃池 ●同行二人 ●十大弟子 ●『性霊集』 ●入定 ●生身供
第四章 山のくらし 
●僧の一日 ●外儀 ●坐法 ●袈裟 ●香 ●数珠 ●精進料理 ●高野豆腐/ごま豆腐 ●振舞料理 ●般若湯 ●生麩 ●修行僧の食事 ●修行の場 ●山の四季 ●切子灯籠 ●高野六木 ●宝来 ●高野紙 ●高野版 ●山のみやげ

ISBN:9784062190978
出版社:講談社ビーシー
判型:菊判変
ページ数:248ページ
定価:2667円(本体)
発行年月日:2015年01月
発売日:2015年01月24日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:QRFB