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読む 知る 話す ほんとうにあったお話 2年生

監:笠原 良郎
監:浅川 陽子

紙版

内容紹介

小学生学年別の短編ノンフィクション集です。国内外の歴史に残る重大な出来事から身近な話題まで、2年生に向けて読んで欲しい短編をまとめました。先人たちが残したさまざまな感動の事実――。現代にもつながる偉業や、小さな思いやりの場面、ユーモアの力。すべてほんとうにあったエピソードです。お話を読むことで、事実だけがもつ驚きに感動し、話し伝えることで他者とつながり、未来に生きる力を育みます!


事実(ノンフィクション)だけが持つ驚きに感動し、調べ、考え、世の中とつながること。誰かに話し、意見を聞き、自分の考えをまとめ伝えて、他者とつながること。
こうした「つながる力」を見据え、子どもたちの生きる力を育む学年別シリーズの2年生の巻です。
短編アンソロジーなので、どのお話からも読め、朝読にもぴったりです。
社会的な事件や、理科的な発明発見、心をゆさぶるドラマチックな事実まで、教科横断型の読み物として、調べ学習にも発展可能なセレクション。読み終えたら、今度はだれかに話すことにも重点を置き、コミュニケーション能力とプレゼンテーション能力も養います。

目次

辛いときこそ笑顔が大事というモットーで愛と笑いの病院設立を果たした「赤鼻のお医者さん」
捨てられたり虐待されたペットなどを交番で預かるうちにその数も種類も増え、移動動物園を開いたおまわりさんのお話「110番動物園」
南極観測隊の食事に創意工夫を凝らして基地を明るく元気にした料理人のユーモアが楽しい「南極の流しそうめん」
お金ではなくドングリを預金して森を豊かにする「どんぐり銀行」
ベルリンオリンピックの棒高跳びで同じ記録で2位になった選手が銀メダルと銅メダルを半分ずつつなぎ合わせた「世界にただひとつのメダル」
小児ガンの少女が治療薬開発のために開いたレモネードの販売活動が全米へと拡がった「わたしはレモネードやさん」
楽しい夢のようなお城を作り上げようと独り黙々と小石を積み上げ完成させた「シュバルのふしぎなお城」
阪神淡路大震災でなくなった兄のランドセルを背負って小学校に通う弟と家族のお話「にいちゃんのランドセル」
野生の鳥と戯れ日本野鳥の会を設立した「スズメの学校の先生」
アメリカ空軍がサンタクロースの現在地をレーダーで追跡する「サンタ追跡大作戦」など、計10話収録。
巻末には、いきいきと話すために擬音語・擬態語を学び、「話す・伝える」国語のページをガイド。
学習指導要領との対応説明や、調べ学習にも役立つブックガイドも収録。

著者略歴

監:笠原 良郎
全国学校図書館協議会顧問・国際子ども図書館を考える全国連絡会会長
監:浅川 陽子
お茶の水女子大学付属小学校主幹教諭

ISBN:9784062179904
出版社:講談社
判型:A5
ページ数:160ページ
定価:880円(本体)
発行年月日:2012年10月
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:YFB
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ