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悪魔の右手

著:ポール・ホフマン
訳:金原 瑞人

紙版

内容紹介

嘘と偽りと裏切りと圧政の暗黒の世界で繰り広げられる、少年たちの冒険物語第2巻刊行! 
第1巻で語られた、主人公を翻弄する運命と世界の秘密が徐々に明かされてゆく!
ネタバレになるのでここでは書けない相次ぐドンデン返しの末の予想だにしなかった驚愕の展開!
1巻目『神の左手』を読んでおらずとも楽しめる構成(ただし絶対に読みたくなってしまう)!
舞台は中世ヨーロッパを思わせる架空の世界。そこはサンクチュアリ(聖域)と呼ばれる巨大な迷宮のような修道院の中。自分たち独自の神を信じるメシアと呼ばれる男たちに支配されるこの場所に、10歳にもならない少年たちが次々に連れてこられる。10年以上も拷問に近い訓練を受け、やがてどこかに送られる・・・・・・その中の一人が、生まれながらの殺人の才能に恵まれた主人公ケイル。やがて世界を変えてしまうほど役割を演じることになる・・・・・・。少年たちはどこへ送り込まれるのか? サンクチュアリの狙いは? サンクチュアリを統率する戦いの司ボスコの真意は? いくつもの謎が渦巻く中、物語は破天荒なエンディングに向かって一気に加速する! 最後に明らかになるこの世界の秘密とは・・・・・・。

目次

 

著者略歴

著:ポール・ホフマン
ポール・ホフマン
作家、脚本家。
1953年生れ。イギリスのニューカレッジにて英文学を学ぶ。
デビュー作のThe Wisdom of Crocodilesが部分的に映画化される。2作目のThe Golden Age of Censorshipは、英国映画倫理委員会での、検閲委員の実体験に基づく。
3作目のダーク・ファンタジー3部作の第1作目『神の左手』が世界的ベストセラーとなる。第2作目『最後の4人』を2011年4月に刊行予定。
訳:金原 瑞人
1954年生れ。法政大学教授。英語圏ヤングアダルト作品翻訳の第一人者。

ISBN:9784062178327
出版社:講談社
判型:4-6変
ページ数:462ページ
定価:2600円(本体)
発行年月日:2012年08月
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB