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塀の上を走れ

田原総一朗自伝

著:田原 総一朗
著:鈴木 成一

紙版

内容紹介

「日本初のAV男優」が、首相を3人退陣させた――。驚くべき破天荒さに包まれた78年間。スリリングで、爆笑の連続で、ちょっぴり泣けるエンターテイメント自伝、堂々刊行!田原総一朗がすべてを赤裸々に明かした、前代未聞の半生。作家を志して挫折/ほとんどニートのダメダメ社員/日本初のAV男優に/伝説のドキュメンタリー制作の全貌/恋愛と不倫/首相を次々に退陣させたあとの絶望……


「日本初のAV男優」が、首相を3人退陣させた――。

驚くべき破天荒さに包まれた78年間。
スリリングで、爆笑の連続で、ちょっぴり泣けるエンターテイメント自伝、堂々刊行!

田原総一朗がすべてを赤裸々に明かした、前代未聞の半生。
作家を志して挫折/ほとんどニートのダメダメ社員/日本初のAV男優に/伝説のドキュメンタリー制作の全貌/恋愛と不倫/首相を次々に退陣させたあとの絶望……

目次

■序章 塀の上を走れ
■第一章 軍国少年
 敗戦の日/田原商店/自由画帳/黒板の占領地図/祖母の教え「運・鈍・根」/反骨の芽/軍国少年/悲惨な戦争/教師の変節/野球と相撲と缶詰と
■第二章 作家志願
 教師いじめ/ないないづくしの新制中学/弁当はお粥/行灯破り/初恋/小説を書く/生きるって何だろう/一六歳の抵抗/アジ演説/瀬戸際の田原家/作家志願
■第三章 ダメダメ社員が行く
 どんでん返し/末子と出会う/出社拒否/ダメダメ社員/雑踏のキャンパス/徒労と挫折と/さらば交通公社/タヌキ先生/サルトルと森鴎外/就職活動の失敗
■第四章 落ちこぼれ撮影助手
 五〇日でお払い箱/安保反対デモ/岩波の仲間たち/従姉と晴れて結婚/ヌーベルバーグ/構成のアルバイト/岩波映画退社
■第五章 テレビディレクター
 こんばんは21世紀/東京12チャンネル/未知への挑戦/愛よ よみがえれ/世界ドキュメンタリー会議/仕事を干される/日本1966/ゴールデン街人脈/危険なディレクター/村上節子と京都旅行/右翼と全共闘/ドキュメンタリー青春/出発/片腕の俳優/バリケードの中のジャズ/あらかじめ失われた恋人たちよ/独裁者にはなれなかった/ドキュメンタリーをつくる/映画「キャロル」の顛末/UFO事件/末子が乳ガンに/原子力戦争/虎の尾を踏んだ田中角栄/わが青春の12チャンネル
■第六章 フリーの書き手として
 発病~語句の意味がわからない/通貨マフィア戦争/断るなら、降りろ/霞が関の獅子たち/田中角栄インタビュー/尾行刑事、現る!/マイコン・ウォーズ/裏のドン/末子、天国へ
■第七章 「朝生」と「サンプロ」
 「朝まで生テレビ」誕生/「朝生」の舞台裏/出演者たち/タブーに挑む/昭和天皇論/「サンデープロジェクト」/紳助、都はるみ、高坂正堯/湾岸戦争と「サンプロ」の転換/村上節子と結婚/海部俊樹首相退陣へ/宮沢喜一首相とデスマッチ
■第八章 権力の内部へ
 激ヤセ田原はガン?/右翼との攻防/橋本龍太郎首相退陣へ/青の会/節子、乳がんに/日本一危険な番組/言葉の天才・小泉純一郎/闘病の日々/喪失の夏/首相の御意見番/不運の宰相・安倍晋三
■第九章 喜寿の遺言
■ 田原総一朗著作目録

著者略歴

著:田原 総一朗
1934年滋賀県彦根市生まれ。早稲田大学文学部卒業。岩波映画製作所、東京12チャンネル(現・テレビ東京)を経て1977年フリーに。現在は政治・経済・メディア・コンピューター等、時代の最先端の問題をとらえ、活字と放送の両メディアにわたり精力的な評論活動を続けている。テレビ朝日系で1987年より「朝まで生テレビ!」、1989年より2010年まで「サンデープロジェクト」に出演。テレビジャーナリズムの新しい地平を拓いたとして、1998年ギャラクシー賞(放送批評懇談会35周年記念城戸又一賞)を受賞した。2010年よりBS朝日にて「激論!クロスファイア」(毎週土曜日AM10:00~10:55)開始。2002年4月より母校・早稲田大学で「大隈塾」を開講、塾頭として未来のリーダーを育てるべく、学生たちの指導にあたっている。2005年4月より早稲田大学特命教授。著書多数。

ISBN:9784062177665
出版社:講談社
判型:4-6
ページ数:382ページ
定価:1600円(本体)
発行年月日:2012年11月
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:DNB