出版社を探す

宮本武蔵は、なぜ強かったのか?

『五輪書』に隠された究極の奥義「水」

著:高岡 英夫

紙版

内容紹介

吉川英治も司馬遼太郎も到達できなかった、画期的な「宮本武蔵」論! 本人が残した『五輪書』を手がかりに、武蔵の構え方、身のこなし、実戦におけるセオリーを再構築する。武蔵はどのように太刀を、そして自らの身体を使っていたのか? 「身体を水に」「実戦の場では穏やかな表情で」「よい姿勢をとってはダメ」「巌流島は武蔵にとって”最悪の勝負”だった」など驚きのトピックが満載。本書を読めば武蔵の実像が見えてくる。


かつてない画期的な「宮本武蔵」論がここに 吉川英治や司馬遼太郎など、数々の大作家・研究家を惹きつけてやまない剣豪・宮本武蔵。これまで誰も看破できなかった彼の武術の奥義と、真の人物像を解き明かす

目次

●守の巻 武蔵を解剖する
第1章 なぜ『五輪書』を読むのか
第2章 「水之巻」に隠された極意
第3章 真の「ゆるみ」とはなにか
●破の巻 武蔵を復元する
第4章 剣聖の「身なり」
第5章 刀をいかに振るか
第6章 「きる」ための技術論
第7章 間合いに踏みこむ
第8章 武蔵とゆる体操
第9章 動作を実戦に応用する
第10章 「水」エネルギーのすさまじさ
●離の巻 宮本武蔵を現代に生かす
第11章 「天理」を求め続けた男
第12章 道を継ぐもの

ISBN:9784062153829
出版社:講談社
判型:4-6
ページ数:262ページ
定価:1500円(本体)
発行年月日:2009年05月
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:SR