出版社を探す

わくわくライブラリー

ゆうれい回転ずし たまご焼きのひみつ

作:佐川 芳枝
絵:やぎ たみこ

紙版

内容紹介

一平は、自分のすし店を持ちたいと願いながら、事故で死んでしまった、ゆうれい。天界から店を持つことを許され、困った人を助けるために地上で回転ずしの店を出す。お菊さん、かっぱのガタロウ、そして手長小僧のてっちゃんもお手伝いとして活躍中。困った人を探す一平ずしの営業マン・潮は、一平にいじめ問題を解決してもらった過去がある。孤独な天才少女・理恵を救うのが、今回の依頼で…!?


 一平は、自分のすし店を持ちたいと願いながら、事故で死んでしまった、ゆうれい。天界から店を持つことを許され、困った人を助けるために地上で回転ずしの店を出す。お菊さん、かっぱのガタロウ、そして手長小僧のてっちゃんもお手伝いとして活躍。
 白浜町に住む小学4年生の潮は、クラスメイトの友一にいじめられたが、とつぜんオープンしたふしぎな一平ずしで真相が明かされ、問題が解決した過去を持つ。友一の妹・綾乃も霊感があり、潮と綾乃が、ゆうれい回転ずしの営業マンに任命される。
 こまった人を見つけるのが営業マンの仕事。今回は潮のクラスメイトの天才少女・理恵を救ってあげたいと、潮と綾乃は思うのだった。
 椋鳩十児童文学賞受賞の佐川芳枝が描く、、ホロリときちゃう、おいしい人情物語。

目次

1、観音堂に来た親子
2、一匹おおかみの女の子
3、ネコのテオと友だちに
4、ゆめは料理研究家
5、料理ノートをさがせ!
6、シマテンのぎゃくしゅう
7、おれたちの作戦会議
8、天界からのおくりもの
9、たまご焼きのひみつ

著者略歴

作:佐川 芳枝
1950年東京都生まれ。『寿司屋の小太郎』(ポプラ社)で第13回椋鳩十児童文学賞を受賞。作品は他に、『ハッピィ・フレンズ』『ゆうれい回転ずし 本日オープン!』(ともに講談社)がある。エッセイ作品として、『寿司屋のかみさん うまいもの暦』(講談社文庫)、『寿司屋のかみさんの今夜のおつまみ』(青春出版社)などがある。東京・東中野の「名登利寿司」の女将でもある。
絵:やぎ たみこ
兵庫県生まれ。武蔵野美術短期大学卒。イラストレーターのかたわら絵本を学び、第27回講談社絵本新人賞佳作を受賞。「大人もいっしょに楽しめる、子どものための絵本」の制作をつづけている。絵本の作品に『くうたん』(講談社)、『もぐてんさん』(岩崎書店)がある。夫・娘・息子・亀・犬とともに千葉県松戸市在住。

ISBN:9784061957589
出版社:講談社
判型:A5
ページ数:112ページ
定価:1400円(本体)
発行年月日:2015年01月
発売日:2015年01月16日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:YFB
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ