講談社学術文庫
日本後紀 上
全現代語訳
著:森田 悌
紙版
内容紹介
『日本書紀』『続日本紀』に次ぐ勅撰史書 待望の現代語訳
六国史は漢文編年体で書かれた勅撰の正史である。
『日本書紀』『続日本紀』に続く『日本後紀』では、延暦11年から天長10年の40年余が扱われ、平安時代初期、歴史の変革期の面白さが描かれる。残存する10巻分に逸文を加え、復元された原文に、分かりやすい現代語訳を施し、懇切な注を付す。本書は日本歴史の貴重な文献が身近に読める待望の書である。
目次
日本後紀 序(逸文)
桓武天皇
巻第一(逸文) 延暦十一年正月――同年十二月
巻第二(逸文) 延暦十二年正月――同十三年六月
巻第三(逸文) 延暦十三年七月――同十四年閏七月
巻第四(逸文) 延暦十四年八月――同十五年六月
巻第五 延暦十五年七月――同十六年三月
巻第六(逸文) 延暦十六年四月――同十七年三月
巻第七(逸文) 延暦十七年四月――同年十二月
巻第八 延暦十八年正月――同年十二月
巻第九(逸文) 延暦十九年正月――同二十年六月
巻第十(逸文) 延暦二十年七月――同二十二年二月
巻第十一(逸文)延暦二十二年三月――同年十二月
巻第十二 延暦二十三年正月――同二十四年六月
巻第十三 延暦二十四年七月――大同元年五月