講談社学術文庫
江戸幕末滞在記―若き海軍士官の見た日本
著:エドゥアルド・スエンソン
訳:長島 要一
紙版
内容紹介
王政復古直前に来日したデンマーク人が、フランス公使ロッシュの近辺で見聞した貴重な体験を綴る。将軍慶喜との謁見の模様やその舞台裏、横浜の大火、テロに対する緊迫した町の様子、また、日本人のきれい好きから悪習や弱点までも指摘。旺盛な好奇心、清新な感性、鋭い観察眼と洞察力。若き海軍士官が幕末日本の姿を鋭く鮮やかに描く。(講談社学術文庫)
旺盛な好奇心、鋭い観察眼
王政復古直前の日本を描く
ロッシュ付添武官の幕末見聞記
王政復古直前に来日したデンマーク人が、フランス公使ロッシュの近辺で見聞した貴重な体験を綴る。将軍慶喜との謁見の模様やその舞台裏、横浜の大火、テロに対する緊迫した町の様子、また、日本人のきれい好きから悪習や弱点までも指摘。旺盛な好奇心、清新な感性、鋭い観察眼と洞察力。若き海軍士官が幕末日本の姿を鋭く鮮やかに描く。
目次
第1部
1 日本へ
2 横浜1
3 横浜2〔本町〕
4 横浜3〔岩亀楼〕
5 横浜4〔横浜から下関へ〕
6 横浜5〔日本人とその社会〕
7 横浜6〔朝鮮よりふたたび横浜へ〕
第2部
1 兵庫への旅
2 大坂訪問 日本の宗教
3 大坂滞在 大君謁見、日本の演劇
4 大君の宮廷
帰国後のスエンソン