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講談社学術文庫

自警録

心のもちかた

著:新渡戸 稲造

紙版

内容紹介

日本を代表する教育者であり国際人であった新渡戸稲造が、若い読者に人生の要諦を語りかける。人生の妙味はどこにあるか、広く世を渡る心がけは何か、全力主義は正しいのかなど、処世の指針を与える。

目次

1 男一匹
2 一人前の人と一人前の仕事
3 強き人
4 外は柔、内は剛
5 心強くなる工夫
6 怖気の矯正
7 譏謗に対する態度
8 世に蔓延こる者は憎まる
9 心の独立と体の独立
10 人生の成敗
11 人生の決勝点
12 人生表裏の判断
13 広く世を渡る心がけ
14 報酬以上の務め
15 逆上を警む
16 富貴の精神化
17 実業を精神化せよ
18 知らぬ恩人に対する感謝
19 言葉の心
20 忠告の取捨
21 潔き感情と正しき思想
22 感情より出た職業選択
23 若返りの工夫
24 全力と余裕
25 理想と実現
26 理想の実現は何処
27 夢の実用
28 新渡戸稲造の生涯と社会教育

ISBN:9784061585676
出版社:講談社
判型:文庫
ページ数:339ページ
定価:1100円(本体)
発行年月日:1982年