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KS絵でわかるシリーズ

絵でわかるプレートテクトニクス

地球進化の謎に挑む

著:是永 淳

紙版

内容紹介

地球科学の最重要テーマ「プレートテクトニクス」を、豊富な図とイラストでわかりやすく解説。いつから・なぜ・いつまで大陸は動くのか? 地球でしか起こらないのか? そして生命の誕生や進化におよぼした影響とは?

目次

第1章 地球はどんな構造をしているのか
1.1 プレートとは
1.2 プレートと地殻、マントル、そして核
1.3 地球の構造と歴史
第2章 プレートテクトニクスの発見
2.1 失われた大陸?
2.2 ウェゲナーの大陸移動説
2.3 プレートテクトニクス理論の登場
第3章 プレートテクトニクスはどのような現象か
3.1 プレートテクトニクスの原動力
3.2 マントル対流理論の基礎の基礎
3.3 現在のプレートテクトニクス
第4章 プレートテクトニクスはいつはじまったか
4.1 過去のプレート運動の復元
4.2 原生代のプレートテクトニクス
4.3 プレートテクトニクスのはじまりとそれ以前
第5章 地球以外の惑星にもプレートテクトニクスはあるのか
5.1 地球以外の地球型惑星たち
5.2 比較惑星学と生命居住可能領域
5.3 太陽系外惑星の研究
第6章 プレートテクトニクスと生命環境
6.1 大気と海洋の起源
6.2 二酸化炭素と酸素の歴史
6.3 プレートテクトニクスと海水面変動
6.4 火成活動がもたらすもの
第7章 プレートテクトニクスはいつか終わるのか
7.1 地球の冷却
7.2 太陽の一生と海洋の蒸発
第8章 プレートテクトニクス理論のこれから
8.1 地球科学の難しさ
8.2 プレートテクトニクスの3つの謎
8.3 プレートテクトニクスが関係するその他の難題

著者略歴

著:是永 淳
イェール大学地球科学科教授。
1992年、東京大学理学部地球物理学科卒業。1994年、東京大学大学院理学研究科地球惑星物理学専攻修士課程修了。2000年、マサチューセッツ工科大学でPh.D.を取得。カリフォルニア大学バークレー校ミラーフェローを経て、2003年、イェール大学地球科学科に赴任。2009年より現職。2014年、グッゲンハイム・フェロー。
邦訳書に『地球進化概論』(共著、岩波書店)がある。

ISBN:9784061547681
出版社:講談社
判型:A5
ページ数:190ページ
定価:2200円(本体)
発行年月日:2014年05月
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:RBGF