出版社を探す

KS物理専門書

明解量子重力理論入門

著:吉田 伸夫

紙版

内容紹介

難解とされる「量子重力理論」の、今までになく明解な入門書。なぜ重力の量子化が困難なのか? 量子重力理論は、何を解決しようとしているのか? ループ量子重力理論とは、超ひも理論とは、どのような理論なのか? 学部学生程度の基礎的な物理学から出発し、量子重力理論という最先端へ読者をいざなう。専門書を読む前の、はじめの一歩に最適な入門書。


超ひも理論も、ループ量子重力理論も、第一歩からわかる知的興奮の書!

相対論と量子論を統一することはできるのか? 最先端理論が説く宇宙の過去と未来とは? 近年発展の著しい量子重力理論の最先端を、基礎から明解に説き明かす入門書

第1部 量子重力理論までの道程
 第1章 量子論の基本原理
 第2章 場の量子化とくりこみ
 第3章 時空のゆがみとしての重力
 第4章 重力の量子化
第2部 量子重力理論の具体例
 第5章 時空構造の極限を求めて――ループ量子重力理論
 第6章 素粒子論的アプローチ――超ひも理論
 第7章 半古典的取り扱い――ホーキング放射
 第8章 宇宙論への応用

目次

はしがき
目次
第I部 量子重力理論までの道程
第II部 量子重力理論の具体例
参考文献
あとがきに代えて―最先端科学の捉え方
索引

ISBN:9784061532755
出版社:講談社
判型:A5
ページ数:206ページ
定価:3000円(本体)
発行年月日:2011年07月
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:PH