講談社の創作絵本
さよならさんかく
著:安野 光雅
紙版
内容紹介
この本は、昔から全国各地で子どもたちに親しまれてきた、「さよならさんかく」のわらべうたをもとに、安野光雅さんが絵本にしたものです。このようなわらべうたは、連想遊びのわらべうた、あるいはしりとり遊びのわらべうたとよばれ、鎖のようにずっとつながっていくのが特徴です。
この本は最後の「きえるはにんじゃ」までいったら、本をくるりとさかさまにしてください。連想遊びを続けながら、ふりだしまでもどれるように作られています。2~3人集まったら、順番に唱えていくのも楽しいでしょう。あるいはどこかのページを開いて「あかいは……。」とか、「まるいは……。」と、知っているかぎり唱える遊びもできますし、また替え歌をつくることもできます。お父さんやお母さんは、子どものころ、どんなうたのことばで遊んでいたか、子どもたちにきかせてくださいい。わらべうたの灯を消さないように、ながくつたえてほしいのです。この絵本を、そのような遊びのために役立ててください。
ISBN:9784061272910
。出版社:講談社
。判型:B5変
。ページ数:28ページ
。定価:1600円(本体)
。発行年月日:1981年。