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涙がこぼれる老人ホームのお話

著:小島すがも

紙版

内容紹介

新型コロナウィルス感染症が発生し、大きな拡がりを見せたここ数年の間に、老人ホームで何が起こっていたのか。そして、そこに暮らすじいじ、ばあば、彼らとそのご家族、スタッフたちが日々、どのような思いを抱え、奮闘しながら過ごしてきたのか。本書は現役の看護師として働く中で遭遇した様々な出来事や思いを描き大ヒットした『看護師も涙した老人ホームの素敵な話』の著者が満を持して送り出す、現在の老人ホームにおける悲喜こもごものドラマがギュッと詰まった待望の続巻です。

コロナ禍という、近年稀にみるこの災害は老人ホームのみならず、社会全体を大きく揺るがすこととなりました。そしてその中で、誰もが毎日の生活における自分自身の行動の是非や、他者との関わり合いかたに疑問や不安を感じながら、それでも一生懸命に生きてきました。
人生における様々な試練をくぐり抜けてきた老人ホームのご入居者たちと、そのご家族、スタッフのみなさまが、ここ数年の変化にどう向き合い、ときに涙し、ときに笑いながら過ごしてきたのかを知ることで、私たちにも新たな勇気や気力がわいてきます。

大ヒットとなった著者の1冊目と同様、本書には著者が丁寧な取材で拾い集めた、温かさや面白さがいっぱいのエピソードが数多く掲載されています。老人ホームで暮らす、最強、最愛のじいじ、ばあばとそのご家族、スタッフが織りなす物語の面白さ、悲しさに、ページをめくるたびに笑顔がこぼれたり、胸を熱くしたりするであろうことは間違いありません。
コロナに負けない人々の絆や、日々の努力、そしてそこから浮かび上がる喜怒哀楽の数々
……優しくも力強い筆致で描かれた全20話の珠玉のストーリーをお楽しみください。

著者略歴

著:小島すがも
キャンプとスノーボードが大好きな看護師。近年は発酵食品とパン作りにハマっています。動画サイトでストリートピアノの演奏を視聴するのが癒やしになっています。

ISBN:9784054068759
出版社:Gakken
判型:4-6
ページ数:232ページ
定価:1400円(本体)
発行年月日:2022年11月
発売日:2022年10月27日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JKS