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新解釈『おくのほそ道』 隠されていた芭蕉のこころ

著:矢島 渚男

紙版

内容紹介

17世紀末の封建制・身分制社会で、芭蕉は世に抗いながら、密かに自由で平等な俳諧の座をつくった。度重なる芭蕉の書き直しをたどり、句文に秘められた真意を読み解くと、未来へ向かう芭蕉の姿が見えてくる。

著者略歴

著:矢島 渚男
昭和10年、長野生まれ。東京大学文学部日本史学科卒業。32年、「鶴」に投句を開始し、石田波郷に師事。波郷没後、「寒雷」に入会、加藤楸邨に師事。45年、森澄雄「杉」の創刊時に同人参加。平成6年、俳句結社「梟」創刊、主宰。句集に『梟』『延年』(俳句四季大賞受賞)『百済野』(芸術選奨文部科学大臣賞受賞)『冬青集』(蛇笏賞受賞)など。俳書に『蕪村の周辺』『俳句の明日へ』『俳句の明日へ2‐芭蕉・蕪村・子規をつなぐ』などがある。

ISBN:9784048764254
出版社:KADOKAWA
判型:A5
ページ数:266ページ
定価:2700円(本体)
発行年月日:2017年05月
発売日:2017年05月02日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:DND
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ