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選書・仏陀のことば

著:増谷 文雄

紙版

内容紹介

よく生きるとはどういうことか? 日々の営みの中で何が最上の幸福か? 弟子や在家信者との問答、説法、エピソードなど、人間としての仏陀の姿を身近にとらえ、仏教者の信仰、苦悩と喜びを考える珠玉の随想。

〈目次〉
1 仏陀の日々
  歓喜
  顔貌
  睡眠
  世尊
  よく隠れる者がよく生きる
  模倣
  華品
  説法の理想
  人間開墾

2 仏陀の説法
  仏陀と婆羅門
  末利という経
  春祭
  東園鹿子母堂のこと
  竹林精舎のことども
  祇園精舎の成立
  僧伽ということ
  悪魔説話という文学形式について
  正覚者の孤独
  経典における詩(偈)の役割
  “耳ある者は聞け”
  “眼あるものは見よ”
  “一夜賢者”の経のこと
  人間最上の幸福
  「ペッヤーラ」ということ
  犀の角のごとく
  生きとし生けるものの上に

3 仏陀の弟子たち
  ラーダ(蘿陀)
  サーリブッタ(舎利弗)
  マハー・カッサパ(摩訶迦葉)
  アーナンダ(阿難)
  詩人比丘ヴァンギーサ(婆耆沙)
  最初の女性の仏弟子
  ヴィマラキールティ(維摩詰)の原型

あとがき  石上善応

ISBN:9784047031845
出版社:KADOKAWA
判型:B6変
ページ数:272ページ
定価:1400円(本体)
発行年月日:1988年11月
発売日:1988年11月25日