出版社を探す

高校生の娘が精神科病院に入りバラバラになった家族が再び出発するまで

著:もつお

紙版

内容紹介

「死にたくないのに、どうしても食べられないの」
私がそう言ったとき、「大丈夫」「死なないよ」そう言ってくれると思っていたけれど、母はただ黙って泣いていた。

摂食障害、強迫性障害、精神科病院への強制入院、退院後の揺り戻し…。
自分のなかの「神様」の声によって凄絶な日々を過ごした高校生の娘。
それは同時に、母と父と姉にとっての地獄の日々でもあった。
娘の病状に翻弄され、一度はバラバラになりかけた家族の絶望と再生を描く、渾身のコミックエッセイ。

大きな反響を呼んだデビュー作『高校生のわたしが精神科病院に入り自分のなかの神様とさよならするまで』を、家族の視点から描き直す、魂の187ページ。

著者略歴

著:もつお
もつお:関西出身。高校時代に強迫神経症を発症し精神科病院に入院。その過程を描いたコミックエッセイ『わたし宗教』で大学在学中にコミックエッセイプチ大賞を受賞。2021年、受賞作品を約3年間かけて描き直した『高校生のわたしが精神科病院に入り自分のなかの神様とさよならするまで』でデビューし、大きな反響を呼ぶ。他の著書に『あの頃世界のすべてだった学校と自分への呪いにさよならするまで』がある。
Twitter @mamimumemotsuo

ISBN:9784046819505
出版社:KADOKAWA
判型:A5
ページ数:192ページ
定価:1200円(本体)
発行年月日:2022年12月
発売日:2022年12月01日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:XA