内容紹介
能は文学でも伝統芸能でもある。河勝や観阿弥の作品の根底に流れる能作者の悲劇的な人物像や中世の宗教観に光を当てる。これまで軽視されてきた文献やフィールドワークから生きた中世の世界を描き出す刺激的な論考。
著者略歴
著:梅原 猛
哲学者。1925年宮崎県生まれ。愛知県で育つ。哲学から仏教の研究に入り、その間に『画された十字架』『水底の歌』を執筆。その後、縄文・アイヌを研究し、「梅原日本学」を確立。著作の多くは『梅原猛著作集』に収められる。国際日本文化研究センター初代所長。
ISBN:9784046211910
。出版社:KADOKAWA
。判型:4-6
。ページ数:242ページ
。定価:2200円(本体)
。発行年月日:2008年12月
。発売日:2008年12月05日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:ATX
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ。