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中経の文庫

昭和と日本人 失敗の本質

著:半藤 一利

紙版

内容紹介

新聞がリードした開戦への道、知られざる東条暗殺計画、幻のソ連の「日本本土侵攻計画」……。半藤一利氏が、今を生きる人々に伝えたいメッセージとは? 戦後70周年に改めて読み直したい名著が待望の文庫化。

目次

第1章 大日本帝国の戦争目的(新聞がリードした開戦への道―伊藤正徳主筆「時事新報」の抵抗
吉田茂の対中国強硬論
大日本帝国の戦争目的―日清・日露戦争の開戦の詔書から落とされたもの
山本五十六が恐れた「衆愚」集団主義
「太平洋戦争ってナーニ?」―歴史は面白い)
第2章 「大艦巨砲」よ、さらば!(ノモンハン事件症候群―南進・対米戦争への道
ルーズベルトの甘い言葉―むなしかった日米首脳会談
海軍は「善玉」なるか?―軍縮なんかクソ喰らえ
「大艦巨砲」よ、さらば!―無用となった戦艦七十九隻
墓標一万六千里―五隻の潜水艦
知られざると東条暗殺計画)
第3章 「最後の聖断」が訴えたもの(歴史の中の長岡空襲と新潟
幻のソ連の「日本本土侵攻計画」
「天皇制を残さなくてはならない」―米国務次官・グルーの見識
スターリンが決断した「シベリア抑留」
「最後の聖断」が訴えたもの
敗戦と「どうせ」「いっそ」「せめて」―日本的ということ
敗戦への道と鈴木貫太郎

ISBN:9784046012487
出版社:KADOKAWA
判型:文庫
ページ数:232ページ
定価:640円(本体)
発行年月日:2015年11月
発売日:2015年11月12日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:NHF
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ