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角川ソフィア文庫

新版 精神分析入門 下

著:フロイト
訳:安田 徳太郎
訳:安田 一郎

紙版

内容紹介

人間は「無意識」に支配されている――。フロイトの理論は、ダーウィンの進化論、コペルニクスの地動説と並び、今日のものの考え方の根幹をなす偉大な発見であった。精神分析の礎であり、現代の思想を語る上でも避けることのできない「知の巨人」の人間観とは何か。外傷、抵抗、抑圧、リビドー、退行、感情転移といった、精神分析の主要概念を丹念に解説。人間の本質に迫る、フロイト思想の代表的な入門書。解説・斎藤環

目次

神経症学総論
第十六章  精神分析と精神医学
第十七章  症状の意味
第十八章  外傷(トラウマ)への固着、無意識
第十九章  抵抗と抑圧
第二十章  人間の性生活
第二十一章 リビドーの発達と性の体制
第二十二章 発達と退行の見地、病因論
第二十三章 症状形成の道
第二十四章 普通の神経質
第二十五章 不安
第二十六章 リビドー説と自己愛
第二十七章 感情転移
第二十八章 分析療法

付録 精神分析
訳者解説   安田 一郎
ジークムント・フロイト──人と思想
『精神分析入門』について
年譜

解説   斎藤 環

著者略歴

著:フロイト
1856年―1939年。オーストリアの精神分析学者
訳:安田 徳太郎
1898年―1983年。医者、歴史家。
訳:安田 一郎
1926年生。心理学者。

ISBN:9784044086053
出版社:KADOKAWA
判型:文庫
ページ数:384ページ
定価:629円(本体)
発行年月日:2012年03月
発売日:2012年03月24日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:VSP