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角川ソフィア文庫

一目小僧その他

著:柳田 国男

紙版

内容紹介

妖怪とは零落した神である――。一目小僧、物言う魚、ダイダラ坊の足跡ほか、日本全国に広く伝わる伝説を蒐集・整理して丹念に分析。それぞれの由来と歴史、人々の信仰や風習を辿りながら、妖怪が生まれる背景について大胆な解説を提唱する伝説研究の代表作。解説・鎌田久子、小松和彦

目次

自序

一目小僧
目一つ五郎考
鹿の耳
橋姫
隠れ里
流され王
魚王行乞譚
物言う魚
餅白鳥に化する話
ダイダラ坊の足跡
熊谷弥惣左衛門の話

注釈
解説  鎌田久子
新版解説  小松和彦
索引

著者略歴

著:柳田 国男
1875年、兵庫県生まれ。東京帝国大学法科大学卒業後、農商務省に入り、法制局参事官・貴族院書記官長などを歴任。35年、民間伝承の会(のち日本民俗学会)を創始し、雑誌「民間伝承」を刊行、日本民俗学の独自の立場を確立する。62年没。

ISBN:9784044083083
出版社:KADOKAWA
判型:文庫
ページ数:368ページ
定価:840円(本体)
発行年月日:2013年01月
発売日:2013年01月25日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JBCC