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潜伏キリシタンは何を信じていたのか

著:宮崎 賢太郎

紙版

内容紹介

230年の長きにわたり、信仰を守った潜伏キリシタン。2018年6月には世界遺産登録も予定されている。しかし本当に彼らはキリシタンを唯一の宗教としていたのだろうか。潜伏キリシタンの驚きの姿を明らかにする

目次

第一章 夢とロマンのキリシタン史
第二章 キリシタンに改宗するとは 
第三章 改宗後のキリシタン信仰の姿
第四章 潜伏時代のキリシタン信仰
第五章 創作された二つの奇跡 -バスチャン伝承と信徒発見の新解釈―
第六章 再生した復活キリシタン
第七章 潜伏キリシタンからカクレキリシタンへ
第八章 カクレキリシタンの神とは
第九章 復活キリシタン教会とその信仰
第十章 日本ではなぜキリスト教徒は増えないのか

著者略歴

著:宮崎 賢太郎
1950年、長崎市生まれ。東京大学文学部宗教学宗教史学科卒業。同大大学院人文科学研究科宗教学宗教史学修士課程中途退学。2016年3月、長崎純心大学人文学部比較文化学科教授を退官。現代も生きるカクレキリシタンの末裔たちの信仰世界を明らかにすべくフィールドワークを行い、日本人のキリスト教受容の歴史を研究している。

ISBN:9784044003456
出版社:KADOKAWA
判型:4-6
ページ数:296ページ
定価:1700円(本体)
発行年月日:2018年02月
発売日:2018年02月22日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:QRMB