内容紹介
天才絵師の名をほしいままにした兄・尾形光琳が没して以来、尾形乾山は陶工としての限界に悩む。在りし日の兄を思い、晩年の「花籠図」に苦悩を昇華させるまでを描く歴史文学賞受賞の表題作など、珠玉5篇。
著者略歴
著:葉室 麟
1951年福岡県北九州市小倉生まれ。西南学院大学卒業後、地方紙記者、ラジオのニュースデスクなどを経て、2005年「乾山晩愁」で第29回歴史文学賞を受賞し作家デビュー。2007年『銀漢の賦』で第14回松本清張賞を受賞。著書は他に、『実朝の首』『風渡る』『命なりけり』がある。
ISBN:9784043930012
。出版社:KADOKAWA
。判型:文庫
。ページ数:352ページ
。定価:600円(本体)
。発行年月日:2008年12月
。発売日:2008年12月25日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ。