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角川ソフィア文庫

蜻蛉日記

編:角川書店

紙版

内容紹介

美貌と歌才に恵まれ、藤原兼家という出世街道まっしぐらな権門の夫をもちながら、蜻蛉のようにはかない自らの身の上を嘆く道綱母の21年間の日記。上巻の15年を中心に、中・下巻と鋭く人生を見つめ、夫の愛情に絶望していく心理を繊細に描く。現代語訳を前面に出し、難解な日記がしっかり理解できるよう構成。千有余年の時を超えて真摯に生きた一女性の真情が伝わってくる。現代語訳・原文ともにふりがな付きで朗読にも最適。

目次

上巻
中巻
下巻

解説
 一 『蜻蛉日記』について
 二 堀辰雄『かげろふの日記』『ほととぎす』
 三 室生犀星『かげろふの日記遺文』
 四 参考図書

付録
 蜻蛉日記年表
 登場人物系図

コラム
「上陽白髪人」
 催馬楽「夏引き」
 神楽歌「ささなみ」

ISBN:9784043574070
出版社:KADOKAWA
判型:文庫
ページ数:258ページ
定価:680円(本体)
発行年月日:2002年01月
発売日:2002年01月25日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:DND
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ