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角川文庫

火狩りの王 〈外伝〉野ノ日々 5 完結

著:日向 理恵子
絵:山田 章博

紙版

内容紹介

黒い森に覆われ天然の火が扱えない世界は、ある少女たちの戦いを経て、大きな変化を迎えようとしていた――。森の中の機織りの村では、ある日守り神が突如姿を消し騒然となる。村人は厄払いで嫁いできた娘のせいだと噂するが、村の少年・七朱が偶然手にした手紙には思いがけない事実が記されていて……(「第一話 光る虫」)。話題沸騰のファンタジーシリーズ「火狩りの王」で活躍した「彼ら」の過去と未来を描いた短編に、本編では語られなかった「旧世界」の物語も収録したシリーズ外伝。

目次

旧世界─────〈一〉

第一話 光る虫
第二話 入らずの庭

旧世界─────〈二〉

第三話 花狩り人
第四話 欠ける月

旧世界─────〈三〉

第五話 ほのほ
第六話 渦の祭り

旧世界─────〈四〉

解説 池澤春菜

著者略歴

著:日向 理恵子
1984年、兵庫県生まれ。児童文学作家、日本児童文学者協会員。主な著書に、「雨ふる本屋」シリーズ、「火狩りの王」シリーズ、「すすめ!図書くらぶ」シリーズ、『魔法の庭へ』『日曜日の王国』がある。
絵:山田 章博
1957年高知県生まれ、京都府在住。漫画家、イラストレーター。1981年、『ぱだんぱだん』で漫画家デビュー。代表作は、『BEAST of EAST~東方眩暈録~』、『ロードス島戦記~ファリスの聖女~』など。イラストレーターとしても、多くの装画・挿絵を手掛けており、「十二国記」シリーズは二十余年にわたる代表作。その他、ゲーム、アニメのキャラクター原案、映画のコンセプトデザイン等も手掛ける。1996年、第27回星雲賞(アート部門)受賞。

ISBN:9784041128923
出版社:KADOKAWA
判型:文庫
ページ数:304ページ
定価:700円(本体)
発行年月日:2023年03月
発売日:2023年03月22日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ