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角川文庫

水曜日の手紙

著:森沢 明夫

紙版

内容紹介

水曜日の出来事を綴った手紙を送ると、見知らぬ誰かの日常が記された手紙が届くという「水曜日郵便局」。主婦の直美は、職場や義父母との関係で抱えたストレスを日記に吐き出すだけの毎日を変えたいと、理想の自分になりきって手紙を出す。絵本作家になる夢を諦めて今後の人生に迷っていた洋輝も、婚約者のすすめで水曜日の手紙を書くことに。不思議な縁で交差した二人の手紙は、かかわる人々の未来を変えていく――。『夏美のホタル』『虹の岬の喫茶店』の著者が贈る、ほっこり泣ける癒やし系小説!

目次

1章 井村直美の空想
2章 今井洋輝の灯台
3章 光井健二郎の蛇足
4章 井村直美の食パン
5章 今井洋輝の遺書

著者略歴

著:森沢 明夫
もりさわ・あきお/1969年、千葉県生まれ。早稲田大学卒業。2012年『あなたへ』が高倉健主演映画の小説版としてヒット。日韓でベストセラーとなった『虹の岬の喫茶店』は、吉永小百合主演映画「ふしぎな岬の物語」として14年に公開。16年は有村架純主演で『夏美のホタル』の映画化、2018年秋には『きらきら眼鏡』も映画化してヒットした。他の著書に『ミーコの宝箱』『ヒカルの卵』『失恋バスは謎だらけ』『ぷくぷく』『おいしくて泣くとき』『青い孤島』などがある。

ISBN:9784041117743
出版社:KADOKAWA
判型:文庫
ページ数:304ページ
定価:640円(本体)
発行年月日:2021年10月
発売日:2021年10月21日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ