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角川文庫

向島・箱屋の新吉 新章(三)決断の刻 3 完結

著:小杉 健治

紙版

内容紹介

『桔梗家』の芸者・お葉とともに客の利三郎を見送った箱屋の新吉に、同心の梶井扇太郎が声を掛けてきた。梶井は、「闇猿」という盗人を追っているという。彼は、最近お葉の客になった利三郎を怪しんでいるようだった。そんななか、南町奉行の退任が決まり、後任には不正の疑いのある八巻清貞が浮上してきた。強盗などの治安の悪化の黒幕に、八巻がいると睨む梶井は、新吉に協力を求めるが……。新章三部作、待望の完結編。

目次

 
目 次

第一章 錠前破り

第二章 決 断

第三章 侵 入

第四章 罠

著者略歴

著:小杉 健治
1947年、東京生まれ。「原島弁護士の処置」でオール讀物推理小説新人賞、『絆』で日本推理作家協会賞、『土俵を走る殺意』で吉川英治文学新人賞を受賞。社会派推理小説や、時代小説で活躍。著書に矢尋・知坂刑事シリーズ、「風烈廻り与力・青柳剣一郎」シリーズ、「三人佐平次捕物帳」シリーズ、「栄次郎江戸暦」シリーズ他、『残り火』『曳かれ者』などの現代ミステリの作品もある。『父からの手紙』は、50万部を超す大ヒットロングセラーに。

ISBN:9784041114254
出版社:KADOKAWA
判型:文庫
ページ数:320ページ
定価:740円(本体)
発行年月日:2022年12月
発売日:2022年12月22日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ