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角川文庫

ブレスト

著:川村 元気

紙版

内容紹介

もし、いきなりハリウッドに呼ばれて、巨匠たちと企画会議をすることになったらーー。
スピルバーグにウディ・アレン、タランティーノらを相手に、日本を代表するフィルムメイカー・川村元気が空想会議(ブレスト)を繰り広げる。
川村はいかに企画を作り、仲間を巻き込み、ものを作ってきたのか。自身の頭の使い方を大解剖した、知的格闘の軌跡。
文庫版特典として、ハリウッド版『君の名は。』のマーク・ウェブ監督との対談を新録。『超企画会議』改題。

[ハリウッドの巨匠と“空想”ブレスト]
ウディ・アレンと『モテキ』を作ったら?
スティーヴン・スピルバーグと『宇宙兄弟』を作ったら?
J.J.エイブラムスと『ゴジラ』を作ったら?
ジョン・ラセターと『モンスターズ・ほにゃらら』を作ったら?
クエンティン・タランティーノとヤクザ映画を作ったら?
クリント・イーストウッドと時代劇を作ったら?
クリストファー・ノーランと『ウルトラマン』を作ったら?
ソフィア・コッポラと『あまちゃん』を作ったら?
ジェームズ・キャメロンと『寄生獣』を作ったら?
サム・ライミとJホラーを作ったら?
デヴィッド・フィンチャーと『バクマン。』を作ったら?
ティム・バートンと『世界から猫が消えたなら』を作ったら?
[巻末本物ブレスト]
マシ・オカと『電車男』を作ったら?
[文庫本物ブレスト]
マーク・ウェブと『君の名は。』を作ったら?

著者略歴

著:川村 元気
1979年生まれ。上智大学文学部新聞学科卒。2010年、米The Hollywood Reporter誌の「Next Generation Asia」に選出され、翌11年には優れた映画製作者に贈られる「藤本賞」を史上最年少で受賞。12年、初小説『世界から猫が消えたなら』を発表。18年、初監督映画『どちらを選んだのかはわからないがどちらかを選んだことははっきりしている』がカンヌ国際映画祭短編コンペティション部門に選出。

ISBN:9784041080405
出版社:KADOKAWA
判型:文庫
ページ数:240ページ
定価:720円(本体)
発行年月日:2019年06月
発売日:2019年06月11日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:ATF