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角川文庫

二人の天魔王 信長の正体

著:明石 散人

紙版

内容紹介

「織田信長は幽玄の武将。これほど美しく哀しい武将を知らない」――江戸期、無名だった武将・織田信長は、なぜ太平洋戦争後に一躍人気が出たのか? そして信長が手本とした、もう一人の〈天魔王〉とは? 桶狭間合戦、足利義昭との確執、姉川・長篠の合戦、蘭奢待の切り取り、そして明智光秀が残した愛宕百韻と本能寺……。現存する一次史料を駆使し、超絶の推察力ですべての謎を解き明かす、歴史ミステリーの決定版。


※電子書籍版は紙版の書籍から参考史料の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。

目次

目 次
第一章 敗戦の遺産、信長
第二章 信長系譜の謎
第三章 無類の上
第四章 悲劇の嫡統
第五章 信長十人殺し
第六章 必勝の戦、桶狭間
第七章 信長を手玉に取る
第八章 弓八幡
第九章 天魔王
第十章 姉川・長篠は織田の戦にあらず
第十一章 蘭奢待
第十二章 合戦本能寺
第十三章 天魔の野望

著者略歴

著:明石 散人
1945年東京都築地生まれ。作家。その博覧強記ぶりをかわれ、故・池田満寿夫をはじめ多くの作家、政治家たちのブレーンとなっている。著書に『東洲斎写楽はもういない』『二人の天魔王』『龍安寺石庭の謎』『謎ジパング』『ゲーム』『七つの金印』『日本語千里眼』など多数。

ISBN:9784041071939
出版社:KADOKAWA
判型:文庫
ページ数:352ページ
定価:880円(本体)
発行年月日:2020年02月
発売日:2020年02月20日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:DNB