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角川文庫 あ-2-7

蜘蛛の糸・地獄変

著:芥川 龍之介

紙版

内容紹介

地獄の池で見つけた一筋の光はお釈迦様が垂らした蜘蛛の糸だった。絵師は愛娘を犠牲にして芸術の完成を追求する。両表題作の他、「奉教人の死」「邪宗門」など、意欲溢れる大正7年の作品計8編を収録する。

著者略歴

著:芥川 龍之介
1892年東京生まれ。母の実家・芥川家で養育され、一高を経て東京帝大英文科を卒業。在学中に「新思潮」創刊に参加、また「羅生門」を発表して注目を集め、「鼻」は夏目漱石の絶賛を受ける。多彩な題材をもとに小説の技術的洗練と形式的完成を追求したが、1927年睡眠薬自殺。

ISBN:9784041033142
出版社:KADOKAWA
判型:文庫
ページ数:216ページ
定価:324円(本体)
発行年月日:1989年