角川新書
人間は老いを克服できない
著:池田 清彦
内容紹介
人間に「生きる意味はない」――そう考えれば老いるのも怖くない。自分は「損したくない」――そう思い込むからデマに踊らされる。人気生物学者が虫の目、鳥の目、魚の目から、現代社会に蔓延る妄想を縦横無尽にバッサリ切る。
【目次(一部)】
1 人間に“生きる意味”はない
歳をとるということ
ついに後期高齢者になる
歳をとって分かったこと――人生に生きる意味はない……他
2 “生物目線”で生きる
コロナ禍の沖縄に行く
哺乳類の種の寿命に関わりなくがんの発症確率がほぼ同じなのはなぜか
「虫」を使った常套句について……他
3 “考える”を考える
なぜカルト宗教にはまるのか?
埋没コスト、タラ・レバ妄想、正常化バイアス
美醜を決める基準はあるのか……他
4 この“世界”を動かすものは
ウクライナ紛争と穀物価格の高騰
ウクライナ紛争後のEUのエネルギー戦略の行方
エネルギー戦略・日本どうする……他
目次
1 人間に“生きる意味”はない
歳をとるということ
ついに後期高齢者になる
歳をとって分かったこと――人生に生きる意味はない
「老化は病気である」という説について
老人になるということ
忙中時々庭仕事
葬儀について
2 “生物目線”で生きる
コロナ禍の沖縄に行く
哺乳類の種の寿命に関わりなくがんの発症確率がほぼ同じなのはなぜか
「虫」を使った常套句について
野生動物の自己家畜化と人類の自己家畜化
人類の自己家畜化への道
「道具の脱人間化」と「人間の道具化」
構造は機能に先行する
3 “考える”を考える
なぜカルト宗教にはまるのか?
埋没コスト、タラ・レバ妄想、正常化バイアス
美醜を決める基準はあるのか
コオロギ食バッシングの背後にあるもの
現代版オカルトのデマの構造
mRNAワクチンと現代版オカルト
人為的地球温暖化という最悪・最強の現代版オカルト
4 この“世界”を動かすものは
ウクライナ紛争と穀物価格の高騰
ウクライナ紛争後のEUのエネルギー戦略の行方
エネルギー戦略・日本どうする
後進国日本の婚姻制度
昭和記念公園にチューリップを見に行く
ISBN:9784040824888
。出版社:KADOKAWA
。判型:新書
。ページ数:224ページ
。定価:900円(本体)
。発行年月日:2023年12月
。発売日:2023年12月08日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JB。