出版社を探す

角川新書

バカにつける薬はない 1

著:池田 清彦

紙版

内容紹介

科学的事実を歪曲した地球温暖化の人為的影響や健康診断、きれいごとばかりのSDGsや学校制度改革――世界は徐々に破滅にむかって進んでいるけれど、人々はよほど騙されるのが好きに違いない。騙され続ける日本(人)に、有効な処方箋はありやなしや!? 老い先短い気楽さで物申す、バカバカしくも深くてためになる、秀逸なエッセイ。
妄想はどこから来るのか/人生は計画通りにいかないから面白い/コロナ禍は老化を加速する/温暖化阻止は美味しい商売だ/平等原理主義という病/アホな科学政策が加速させる頭脳流出/ほんとうのSDGs/ブルシット・ジョブ(無駄仕事)に精を出すデジタル庁/右翼、左翼、保守、革新、リベラル/ペットの寿命と自分の余命/専門家は信用できるのか ほか

著者略歴

著:池田 清彦
1947年、東京生まれ。東京教育大学理学部卒業、東京都立大学大学院理学研究科博士課程単位取得満期退学。理学博士。生物学者。早稲田大学名誉教授。構造主義生物学の立場から科学論・社会評論等の執筆も行う。カミキリムシの収集家としても知られる。著書は『不思議な生き物』『オスは生きてるムダなのか』『やがて消えゆく我が身なら』『生物にとって時間とは何か』『真面目に生きると損をする』『正直者ばかりバカを見る』『いい加減くらいが丁度いい』『本当のことを言ってはいけない』『どうせ死ぬから言わせてもらおう』など多数。

ISBN:9784040824604
出版社:KADOKAWA
判型:新書
ページ数:224ページ
定価:900円(本体)
発行年月日:2022年11月
発売日:2022年11月10日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JB