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角川新書

愛の論理学

著:高橋 昌一郎

紙版

内容紹介

身近で誰でも知っている概念――「愛」。しかし、実際にその意味を明らかにしようとすると様々な学問分野からアプローチをしても難しい。バーに訪れる常連客達の会話に聞き耳を立てる形で構成、楽しんで読める1冊。


第一夜 「隣人愛」と「遺伝子」〈宗教学的アプローチ〉

第二夜 「服従愛」と「名誉殺人」〈文化人類学的アプローチ〉

第三夜 「動物愛」と「子猫殺し」〈芸術学的アプローチ〉 

第四夜 「異性愛」と「化学物質」〈心理学的アプローチ〉

第五夜 「同性愛」と「同性婚」〈社会学的アプローチ〉

第六夜 「平等愛」と「新生児救命」〈医学的アプローチ〉

第七夜 「人類愛」と「宇宙」〈哲学的アプローチ〉

著者略歴

著:高橋 昌一郎
1959年大分県生まれ。國學院大學教授。専門は論理学・哲学。ウエスタンミシガン大学数学科および哲学科卒業後、ミシガン大学大学院哲学研究科修了。主要著書は『理性の限界』『知性の限界』『感性の限界』『ゲーデルの哲学』(以上、講談社現代新書)、『東大生の論理』(ちくま新書)、『小林秀雄の哲学』(朝日新書)、『哲学ディベート』(NHKブックス)、『ノイマン・ゲーデル・チューリング』(筑摩選書)、『科学哲学のすすめ』(丸善)など。超自然現象や疑似科学を究明するJAPAN SKEPTICS副会長。

ISBN:9784040822129
出版社:KADOKAWA
判型:新書
ページ数:272ページ
定価:840円(本体)
発行年月日:2018年06月
発売日:2018年06月08日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:QDX