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富士見L文庫

平安あかしあやかし陰陽師 怪鳥放たれしは京の都

著:遠藤 遼
イラスト:沙月

紙版

内容紹介

【彼こそが、安倍晴明の歴史に隠れし師匠!】
 この平安の陰陽師たちが最も畏れる男・賀茂光栄(かものみつよし)。安倍晴明の師であり、架空の人物ともされしその正体は――女性とも見間違う年齢不詳の美青年だった。
 幼なじみの歌人・藤原為頼(ふじわらのためより)が光栄の元を訪れると、光栄はたぐいまれな観察眼で訪問の目的を見破る。驚く為頼に光栄は微笑んだ。「このくらい見抜けねば、陰陽師は務まらぬさ」そして為頼から語られたのは、麗しき罠に誘われた青年貴族の話で……。
 安倍晴明に鬼才と言わしめた陰陽師が、あやしき影と対峙する宮廷絵巻。これより開宴――!

目次

序      
第一章 肝試し後始末 
第二章 月夜の怪鳥  
第三章 弘徽殿の怪  
第四章 藤壺     
かりそめの結び

著者略歴

著:遠藤 遼
東京都生まれ。著作に『浅草洋食亭のしあわせごはん』(メゾン文庫)、『京都伏見・平安旅館 神様見習いのまかない飯』(スターツ出版文庫)「奈良町あやかし万葉茶房」シリーズ(双葉文庫)や、「週末陰陽師」シリーズ(SKYHIGH文庫)など。
読み応えあるストーリー展開と、人間味あふれる登場人物たちのかけあいで、多くの読者を魅了する物語を描く、ストーリーテラー。

ISBN:9784040729282
出版社:KADOKAWA
判型:文庫
ページ数:288ページ
定価:620円(本体)
発行年月日:2018年10月
発売日:2018年10月15日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ