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メガネくんとハダシくん

著:二見 正直

紙版

内容紹介

森にくらす2匹のクマの友だちがおりなす、ユーモアとやさしさあふれるお話です。メガネくんは生真面目で周りに気を配れるタイプ、一方ハダシくんは周囲があんまり目に入らなくてマイペース。かみあわないところがありながらも、お互いの良いところを見つけて仲よくすごします。すべて一話完結のお話で、1話につき4分ほどで読めるので、読み聞かせにもぴったり。

【内容紹介】

第一話 「パジャマで いちにち」 
メガネくんは家ではいつでもパジャマです。それをふしぎに思ったハダシくん。自分もやってみようと真似してみますが、どうもしっくりきません。どうして? 

第二話 「〈きみのあじ〉って どんな あじ?」
「大人のチョコ」をメガネくんからもらいましたが、「まずい」とおかんむりのハダシくん。ハダシくんのいう〈おれのあじ〉をさがしにふたりは森へ出かけます。

第三話 「くつを はくと いいこと」
将棋でケンカしたふたり。気分転換に森へ出かけ、カキの木を見つけます。でも実には手がとどきません。ハダシくんはメガネくんのクツを見ていいことを思いつきます。

第四話 「さいこうの すべりだい」
ある日、森は大雪に。風邪を引いたメガネくんにかわってハダシくんが雪かきをして滑り台も作ってくれました。そこへ除雪車がやってきて、滑り台を壊そうとしますが…。

第五話 「まったく はじめて」
メガネくんの誕生日に招かれたハダシくん。パーティーに呼ばれるのも誰かにプレゼントを渡すのもまったく初めて。胸はどっきんどっきん。さあ食事がはじまります。

著者略歴

著:二見 正直
1978年福岡県宗像市生まれ。小学生のとき不登校になるが、それを乗り越えてからは明るい子ども時代をすごす。1999年ユリ・シュルヴィッツの絵本『ゆき』に出会い、魂を動かされ絵本を描きはじめる。2003年『もっとおおきなたいほうを』でデビュー。作品は中国語・韓国語・カレン語・ラオス語・ビルマ語に翻訳されている。その他の絵本に『えんまのはいしゃ』『あなのはなし』、『こぎつねトンちゃんきしゃにのる』)、『でんしゃだって…』などがある。

ISBN:9784034397107
出版社:偕成社
判型:A5変
ページ数:63ページ
定価:1100円(本体)
発行年月日:2018年10月
発売日:2018年10月26日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:YFB
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ