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朝日新書 796

でたらめの科学 サイコロから量子コンピューターまで

著:勝田 敏彦

紙版

内容紹介

「乱数」は、規則性がなく、まとめられない「でたらめ」さに真価がある。どれだけ完璧な「でたらめ」な乱数が作れるか、サイコロに始まりコンピューターを駆使しての研究が長年続けられてきた。その乱数は、プロ野球のサイン、核融合、人工衛星の設計など、ありとあらゆるところに応用されている。乱数の理論から応用、将来の展望まで幅広く取材した科学ルポ。第1章 でたらめをつくる でたらめづくりの歩み/コラム疑似乱数と物理乱数/史上最速のサイコロ/「1+1=0」の異世界にて/円周率は乱数なのか/世界記録を目指した第2章 でたらめをつくる 真実に迫るでたらめ/情報を守る乱数/乱数を売る・操る第3章 でたらめの未来 1000兆個の乱数で/コラム準乱数/物理乱数の夢/進化する乱数 など

ISBN:9784022951045
出版社:朝日新聞出版
判型:新書
ページ数:224ページ
定価:790円(本体)
発行年月日:2020年12月
発売日:2020年12月11日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:PDZ
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:PBT