岩波ジュニア新書 894
内戦の地に生きる
フォトグラファーが見た「いのち」
著:橋本 昇
紙版
![内戦の地に生きるの商品画像](/img/books_icon/9784005008940.jpg)
内容紹介
母親の胸に顔を埋め無心に唇を吸い続ける痩せこけた赤ん坊、スナイパーの銃撃におびえながらも熱い抱擁をして愛を確かめ合う若い恋人たち、自爆攻撃をした「英雄」の息子の遺影を複雑な表情で抱える父親。貧困、飢餓、民族対立のなかで「死」と隣り合わせに暮らす人々の「生」を長年にわたって撮り続けた写真家が生きる意味を問いかける。
目次
はじめに――パリから送られてきたフィルム
ソマリア 1992年
ボスニア・ヘルツェゴビナ 1994年
南アフリカ 1994年
ルワンダ 1994年
シエラレオネ,リベリア 1996年
アフガニスタン 2001年
パレスチナ 2002年
南スーダン 2003年
カンボジア 2006年
飯舘村 2011年~