岩波ジュニア新書 825
国際情勢に強くなる英語キーワード
著:明石 和康
目次
はじめに──なぜ,ニュース英語が重要なのか
第 1 章 アメリカをめぐる国際情勢
(1)現職(incumbent)の候補者がいない大統領選
(2)民主,共和とも大混戦──最後は当選能力(electability)が物言う?
(3)連邦議会は Capitol Hill,共和党の別名は GOP
(4)南北戦争(the Civil War)は「内戦」
(5)ウォーターゲート事件(the Watergate Scandal)とジャーナリズム
(6)同盟(alliance)と単独主義(unilateralism)
(7)アメリカは「全能(omnipotent)」ではない
(8)関与(engagement)政策と戦略的忍耐(strategic patience)
(9)ティーパーティー(the Tea Party=茶会)運動とアメリカ政治
(10)ヒスパニック(Hispanic)が変える? アメリカ
(11)アジア・太平洋へのリバランス(rebalance)とは?
(12)ミサイル防衛(the Missile Defense)の時代
(13)核兵器のない世界(a world without nuclear weapons)は実現するか?
コラム① 万能型(versatility)のイチロー選手
第 2 章 ヨーロッパをめぐる国際情勢
(1)欧州連合(EU)などヨーロッパの諸機構について
(2)ギリシャを悩ます緊縮(austerity)政策
(3)欧州新秩序を脅かすクリミア半島併合(annexation)
(4)Grexit と Brexit... EU 団結の危機
(5)中東から押し寄せる難民(refugees)への対策が急務に
コラム② よく引用されるチャーチル(Churchill)の言葉
第 3 章 中東をめぐる国際情勢
(1)insurgency(反乱)から生まれた「イスラム国」
(2)核兵器製造時間(breakout time)を 1 年に延ばしたイラン核合意
(3)「2 国家共存」解決(Two-state solution)が難航のパレスチナ問題
(4)アラブの春(Arab Spring)とシリア内戦
コラム③ アガサ・クリスティーなど「古典」の面白さ
第 4 章 アジアをめぐる国際情勢
(1)積極的平和主義(Proactive Contribution to Peace)が目指すもの
(2)韜光養晦路線を捨てた中国
(3)核・ミサイル・拉致(abduction)問題続く北朝鮮
(4)ASEAN 経済共同体(ASEAN Economic Community)への期待
コラム④ 原題が “Taken”,はて何の映画?──邦題あれこれ
第 5 章 世界経済の動き
(1)大恐慌(Great Depression)と大不況(Great Recession)
(2)環太平洋連携協定(TPP)の持つ意味と日本
(3)世界経済を左右する原油(crude oil)価格
(4)地球温暖化(global warming)に歯止めを
コラム⑤ “Let me~” はよく使われる
第 6 章 国際ニュースによく使われる単語や慣用句
参考文献
おわりに