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岩波新書 新赤版1776

二度読んだ本を三度読む

著:柳 広司

紙版

内容紹介

年齢を重ねるほど、読書の新鮮さは失われていくのだろうか? 若いころに読んだ名作は、やはり特別だった! 作家が繰り返し読んだ本を改めて読み直すと、本は自分自身を写し出し、自分とはるか遠くの世界をつないでくれる……。若い人はもちろん、すべての人への読書案内。

目次

『月と六ペンス』サマセット・モーム
『それから』夏目漱石
『怪談』小泉八雲
『シャーロック・ホームズの冒険』コナン・ドイル
『ガリヴァー旅行記』ジョナサン・スウィフト
『山月記』中島 敦
『カラマーゾフの兄弟』フョードル・ドストエフスキー
『細雪』谷崎潤一郎
『紙屋町さくらホテル』井上ひさし
『夜間飛行』サン=テグジュペリ
『動物農場』ジョージ・オーウェル
『ろまん燈籠』太宰 治
『竜馬がゆく』司馬遼太郎
『スローカーブを、もう一球』山際淳司
『ソクラテスの弁明』プラトン
『兎の眼』灰谷健次郎
『キング・リア』W・シェイクスピア
『イギリス人の患者』M・オンダーチェ

あとがき
主な参考引用言及文献

著者略歴

著:柳 広司
柳 広司(やなぎ こうじ)
1967年生まれ.小説家.
2001年『贋作「坊っちゃん」殺人事件』で朝日新人文学賞受賞.09年『ジョーカー・ゲーム』で吉川英治文学新人賞と日本推理作家協会賞長編及び連作短編集部門を受賞.著書に『はじまりの島』『新世界』『トーキョー・プリズン』『幻影城市』『虎と月』『ロマンス』『怪談』『象は忘れない』『風神雷神』などがある.

ISBN:9784004317760
出版社:岩波書店
判型:新書
ページ数:224ページ
定価:780円(本体)
発行年月日:2019年04月
発売日:2019年04月19日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:DSRC
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:VSL