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岩波文庫 緑198-1

辻征夫詩集

著:辻 征夫
編:谷川 俊太郎

紙版

目次

『学校の思い出』──(思潮社、一九六二)
 沈 黙

『いまは吟遊詩人』──(思潮社、一九七〇)
 あしかの檻
 池袋 土曜の午後
 野 犬

『隅田川まで』──(思潮社、一九七七)
 隅田川まで──作文の試み
 春の問題
 婚 約
 挨拶──結婚に際して
 風

『落日』──(思潮社、一九七九)
 雨
 路地裏の翼

『辻征夫詩集』──(現代詩文庫、一九八二)
 タバコ
 三つばかり

『天使・蝶・白い雲などいくつかの瞑想』──(書肆山田、一九八七)
 天 使
 珍品堂主人、読了セリ
 屑屋の瞑想録(抄)

『かぜのひきかた』──(書肆山田、一九八七)
 ある日
 まつおかさんの家
 かぜのひきかた
 桃の節句に次女に訓示

『鶯』──(書肆山田、一九九〇)
 突然の別れの日に
 剃 刀
 ちるはなびら
 鳥 籠
 ひるのつき
 鶯

『ヴェルレーヌの余白に』──(思潮社、一九九〇)
 昼の月
 レイモンド・カーヴァーを読みながら
 夏は緑の葉っぱの子供と
 ラブホテルの構造

『ボートを漕ぐおばさんの肖像』──(書肆山田、一九九二)
 ボートを漕ぐ不思議なおばさん
 浜木綿のかげに運動靴を置いて
 雲
 郊外の道を歩いていたら
 おじさんがいっぱい
 遠い花火
 おばさんとぼくと私──或はおばさんの出現と消滅

『河口眺望』──(書肆山田、一九九三)
 ハイウェイの事故現場
 そしてきみたちが寡黙な影となって
 雨
 豚 祭
 音 楽
 突然訪れた天使の日の余白に(抄)

『俳諧辻詩集』──(思潮社、一九九六)
 吾妻橋
 遠い火事
 夏の川
 夏 館
 林 檎
 慶 州
 落 葉
 耳 朶

『萌えいづる若葉に対峙して』──(思潮社、一九九八)
 萌えいづる若葉に対峙して
 おじさん狩り
 チェーホフ詩篇(抄)
 玉 虫
 風の名前
 ジョン・ダン風に晩秋の東京から
 蟻の涙
 学 校
 月 光
 反ロビンソン
 ワイキキのシューティングクラブ

『辻征夫詩集成 新版』──(書肆山田、二〇〇三)
 蟻の涙 2

単行詩集未収録詩篇から
 少 年(抄)
 象 よ
  (もう生きていたくないから)
 潮干狩
 海
 旅の記念
 野球場で
 詩の肉体

  *

対談(辻征夫・谷川俊太郎)
辻さんの言葉を頼りに(谷川俊太郎)
辻征夫自筆年譜

ISBN:9784003119815
出版社:岩波書店
判型:文庫
ページ数:240ページ
定価:600円(本体)
発行年月日:2015年02月
発売日:2015年02月17日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:DC
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ