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岩波ブックレット 1022

沖縄を世界軍縮の拠点に

辺野古を止める構想力

他著:豊下 楢彦
他著:北上田 毅
他著:吉川 秀樹

紙版

内容紹介

米海兵隊普天間基地移転に伴う辺野古新基地建設の現行案日米政府合意から14年、トランプ大統領の登場や米朝対話など、いま北東アジアの安全保障環境は確実に変動している。国連の軍縮アジェンダと連動し、軍事拠点からの脱却を目指す。基調講演に、技術面や環境など、さまざまな観点からの知力を集結して「辺野古の不可能性」を論じる。

目次

はじめに……………我部政明・沖縄対外問題研究会代表

基調講演 「軍事の要石」からの脱却を求めて――米中対立の狭間の沖縄……………豊下楢彦

報告1 軟弱地盤問題の意味するところ……………北上田 毅

報告2 環境問題でつながる沖縄と世界 成果と課題……………吉川秀樹

報告3 海洋保護区と米軍基地――ディエゴガルシアを事例に……………大城尚子

報告4 トランプのアメリカ――朝鮮半島と日米関係をめぐって……………豊田祐基子

著者略歴

他著:豊下 楢彦
豊下楢彦(とよした ならひこ)
元関西学院大学教授。国際政治論・外交史。著書に『安保条約の成立』『日本占領管理体制の成立』『集団的自衛権とは何か』『「尖閣問題」とは何か』、共著に『沖縄 憲法なき戦後』『集団的自衛権と安全保障』他。
他著:北上田 毅
北上田毅(きたうえだ つよし)
元土木技術者。沖縄平和市民連絡会。高江ヘリパッド建設反対運動・辺野古新基地建設反対運動等に参加。著書に『高江が潰された日』『辺野古に基地はつくれない』(共著)。
他著:吉川 秀樹
吉川秀樹(よしかわ ひでき)
文化・応用人類学。沖縄生物多様性ネットワーク事務局長、ジュゴン保護キャンペーンセンター国際担当。

ISBN:9784002710228
出版社:岩波書店
判型:A5
ページ数:80ページ
定価:620円(本体)
発行年月日:2020年03月
発売日:2020年03月06日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JWM